研修スケジュール
研修は2泊3日もしくは1泊2日での実施となります。
1日での簡易的な実施も可能ですが、このプログラムの肝となる PDCAサイクル を2回実践・ふりかえりなどに時間を割けないため、充分な研修効果を得ることはできません。
最低1泊2日からの実施を強く推奨しております。
1日2泊コース
PDCAを2回実践、ふりかえりまでしっかり行うことで
学んだことを仕事で実践する力を養う基本コース
2日3泊コース
プレゼンテーション、ふりかえりなど討議時間を多く加えることで、体験学習したことを血肉となるまでさらに深める本格コース
※下記より2泊3日コースのスケジュール例をご覧頂けます。
1泊2日コース他詳細は別途お問合せ下さい。
研修カリキュラム
具体的にはどんなことを実施するのか?
簡易にプログラムの流れに沿ってまとめました。イメージの一助になれば幸いです。
実際にプログラムを実施している様子は下記「ストーリー」よりご覧下さい。
PDCAサイクル を2回実践
本プログラムは大きく「トライアル編」「チャレンジ編」の2つのフェーズから構成され、各編でPDCAサイクルを体験します。 「トライアル編」では、 PDCAサイクルをまず体験。ここで受講生の多くは失敗を経験し、仕事への取り組みの甘さなどを痛感することになります。 「チャレンジ編」では、 前回の失敗経験・成功経験を基に目標計画・チーム内での意識合わせなどを行い前編より高レベルな課題へ挑戦へ。
チームビルディング
本プログラムはチーム単位での行動を基本とします。(1チーム:4~6名)
まずはチームメンバーの特徴・長所短所・研修での目標などをアイスブレイク。
本プログラムで成果を出すチームはこの話し合いの段階から本音のぶつけ合いや具体的目標設定を行っていることが多く、
単なる仲良し活動ではダメ・・・後々のふりかえりでは、そんな声が挙がってきます。
全編通してターゲット・ナビゲーションを社内のプロジェクトと捉え、組織活動の中で成果を出すこと-
そこから本プログラムはスタートします。
各チームを一つの事業部に見立ててプロジェクト成果を競い合うなど、
「本気」で取り組みながらも「楽しさ」も感じながら研修に没入する - そんな光景が毎回見られます。
情報分析
実践行動(野外活動)を行うエリア地図の分析を行うフェーズです。
制限時間内に、与えられた情報を基に分析を行い正解を導き出すことが求められます。
時間内でクリアできるのは全チームの半分以下の時もある高難易度ミッションです。
分析力の高い人であればあるいは一人でも本分析を解けるかもしれません。
しかし-
意見の食い違い、他メンバーへの情報伝達不足、役割分担ができていない・・・
チームとして行動すると、意外な要素が絡んだ結果、正解に辿り着けない・・・
早くもターゲット・ナビゲーション - 組織活動の難しさに直面することになります。
調査計測が得意な人、時間管理をタイムキーパー、チーム内をコントロールする司令塔
・・・チームとしての総合力が問われることになるでしょう。
行動計画
野外活動での行動計画を立案するフェーズです。
・目標設定(何個の課題に挑戦するのか)
・効率の良いルート取り ・使用ツールの確認
・前回の失敗経験を踏まえた行動改善案
など、チーム内で納得の行くまで話し合い野外活動へ備えます。
野外には多数の課題が設定されており、課題ごとに難易度・得点が設定されています。
制限時間内に総得点を多く取ったチームが勝利!
とルールは単純ですが、勝敗は既にこの段階からある程度は見えている -
仕事の結果は段取りをしっかり行ったかどうかである程度決まる、
そんな意図も込められています。
制限時間内に達成可能な現実的な目標を定めることも時間効率性からすると大事ですが、 それでは他チームには勝てない、ただの自己満足で終わってしまう
そのため、現実の状況は見据えつつ、より高い目標に挑戦しクリアするのか-
そんな葛藤も垣間見える時間です。
プレゼンテーション(2泊3日コースのみ)
野外活動における戦略・工夫・取り組み姿勢etcなどをチーム毎に発表し、それに対する質疑応答の形式で進める討議フェーズです。 伝えたいことの論点の整理、わかり易く伝える工夫、熱意etc・・・プレゼンテーションの練習としては勿論ですが、 他チームへの投票形式でプレゼンテーションの順位を決めるため、 客観的評価によって、独りよがりになることのないインパクトを受けることができます。 特に新入社員同士となると、同期から評価されたのか、ダメ出しされたのか、気に方は多いようです。 他チームから学んだこと、プレゼンテーション結果などを踏まえて、行動計画の最終修正を行った後、いよいよ野外活動に臨みます。
実践行動(野外活動)
これまでの準備期間を経て、野外活動スタートです。
120~150分間、エリア内に設定された課題にチャレンジ!
いずれの課題も、実際の仕事で起こり得る状況を想定した一筋縄ではいかないものばかり。エリア地図、コンパス、歩測、トランシーバーなどのツールを片手に「仕事」を行います。
トライアル編は、仕事の基礎的な部分となる課題を
チャレンジ編は、さらに内容を発展させた高難易度を
多くの参加者は野外でゲーム的な研修ということで、楽観的な気分・軽いノリですが、
トライアル編でいきなり自分たちの甘さを痛感させられる-
チャレンジ編に向けて目が真剣そのもの、「本気」へ移行していく-
ターゲット・ナビゲーションでの成長が傍から見ても感じ取れるようになるでしょう。
ふりかえり
ターゲット・ナビゲーションのおける最重要フェーズです。
折角色々と気づいたことも月日と共に忘れてしまうもの。
体験学習に本気になって取り組んだ印象だけは、数十年経っても記憶に残り続けることでしょう。
学んだこと、気付いたことなどを印象だけに終わらせず、今後の職場行動の改善や成長の糧とするためには何が必要なのでしょう?
一つでも二つでも良い- 日々仕事で具体的に実践できることまで落とし込んで考えて頂く、
本研修では野外活動そのものよりも、ふりかえりを最重要視しております。
「こんな小さなこと、些細なことだから」と見過ごさないようにしてください。また、それを感じた自分、気づいた自分に自信を持ってください。日頃の忙しい業務や生活の中では中々気づかないことに気づけたはずです。「この程度のことしか気づかない」「こんなことでいいのだろうか」など自分を否定的に見るとせっかくの芽もしぼんでしまいます。その芽をしっかりと見据え成長させることが、それが自分の成長につながります。当たり前のことを当たり前に気づく、感じることも大切なことです。
ふりかえりからの気づき - そのエッセンスが詰まった「受講生の生の声」も併せてご覧下さい。